憧れの豪華列車で。専用のタクシーで。運転いらずの夢のような地酒探訪ツアー!美しい長良川の景色と酒に、思う存分酔いしれて……。「地酒タクシー」編。

運転手の心配なし!
思う存分、日本酒に酔いしれる
「地酒タクシー」と「地酒列車」が楽しい!

どうも。うまい酒と楽しいことを演出するのが大好き!
おんぱく事務局長の浅野です。

みなさん、岐阜にどれだけの酒蔵があるかご存知ですか?

国税局によると全国には1,464蔵が製造し、岐阜県では44蔵が製造をしています(2014年度調べ)。
ちなみに、酒蔵の数ではなんと全国7位です!

そして、この長良川流域には、長良川伏流水を使用する11蔵が存在しています。

1杜氏の想いに惚れる!タクシーで酒蔵をめぐる、上機嫌な1日
「地酒タクシー」

「11蔵もあるなんて知らなかった」とよく言われたこともあり、

  • ・長良川のお酒の魅力を多くの人に伝えたい!
  • ・運転を気にすることなく、思う存分飲むことができて、
    分散している酒蔵も効率よく巡ることができれば!

と、株式会社日本タクシーさんと共に企画したのが「地酒タクシー」です。

長良川おんぱく2015から始まり、これまで数回実施しましたが、
おかげさまで、毎回すぐに満席になる大人気企画となっています。

どんなツアーなのか、2017年に私が参加した「地酒タクシー」のレポートで、イメージしてみてください。
※なお巡る酒蔵は、開催回によって変わります。

美濃市・各務原市・岐阜市の酒蔵を巡りました

車内で、岐阜の歴史雑学なども織り交ぜたお話をしながら、移動します。

(1).林本店

最初に各務原市の「林本店」に到着。

林社長にアテンド頂き、酒蔵見学から始まります。
酒蔵は各務原市にありますが、長良川〜木曽川の間は、長良川の伏流水が豊富とのことで、
こちらの林本店さんでは豊富に湧き出る上質な地下水を使用しているとのことでした。
みなさん、普段聞く事のできない話に集中しています。

ちょうど新酒づくりのために、大量のお水でお米を洗っていました。
水にさらす時間、お米を研ぐ回数など、品質管理は徹底しています。
若い職人さんが多いのが新鮮でした。

一通り、酒蔵の説明を頂いた後は、恒例の試飲です。
百十郎、栄一を頂き、おいしいお酒にみなさん大満足!

 

(2).足立酒蔵

続いては、北上して岐阜市の「足立酒蔵」さんへ。
この蔵は、杜氏の足立さんがお一人で、1本1本丁寧に作っていらっしゃいます。
麹室を見せていただき、仕込みの行程を細かくご説明頂きました。

麹を乾燥中。
試食させて頂きましたが、栗のようななんとも深い甘みがありました。

見学後は、試飲です。
おつまみを頂きながら、おいしいお酒でほろ酔いに。

(3).小坂酒蔵場

最後は、長良川を北上し、美濃市「小坂酒蔵場」さんへ。

今回は特別に、社長のガイドのもと「うだつの上がる町並みとはなんぞや?」とぶらり町歩きをしてもらいました。
高山の町並みも作ったといわれる、戦国大名「金森長近」のことや、
お城の見える写真スポット、
「美濃和紙をつくって長良川の川湊へ資材を運んだ」と伝わる主要道路など、
様々なことを教えて頂きました。

町歩きの後は、酒蔵見学。
小坂酒蔵さんはとにかく敷地が広く、日本酒のタンクもかなりの数量がありました。
酒蔵では昔ドラマの撮影もされたとか。

お待ちかねの試飲です。
秋の時期にしか出会えない「ひやおろし」や、限定の生酒を頂きました。
しゅわっと微発泡で、非常にすっきりと飲みやすいおいしいお酒は、大人気でした。

酒に惚れて、この土地に惚れる
 どこの酒蔵の方も
「お水がおいしいから、良いお酒ができる」と、おっしゃっていました。 この長良川の恵みがあるから、おいしいお酒が飲めるのだということを、
改めて気づかされます。日本酒を味わいながらも、
その背景にあるつくり手の思いや、
このまちの魅力を再認識できた、
すばらしい時間でした。

お酒を飲んだら、運転は厳禁。
飲みすぎにはお気を付けいただきながら、ぜひ「地酒タクシー」をご体験ください。

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