長良川流域 サステイナブルツーリズム

日本の源流に出会う休日。
美しさと楽しさを未来につなぐ、サステイナブルで新しい旅のカタチ

長良川は都市部を流れる川でありながら、流域の人々の暮らしの中で清流が保たれ、その清流が鮎をはじめとする生物、自然、伝統文化、食を育んできました。
川とともに生きる人々の知恵と努力が清流を保全し、そして産業や観光へ発展させるという点が評価され、2021年「持続可能な観光地100選」に選ばれました。

岐阜・長良川流域の豊かな自然に包まれる。川・山・里ならではの伝統、文化、暮らしにふれるサステイナブルな体験をご紹介します。

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sustainable 持続可能な体験

  • 提灯職人に弟子入り
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  • 郡上八幡で防災まちあるき

岐⾩県がサステイナブル・ツーリズムに取り組む理由

岐阜県の魅力は、"豊かな自然のもと、先人から受け継がれてきた自然、伝統、文化、匠の技が暮らしの中に息づいている”ことであり、SDGsの理念である「持続可能」そのものです。

こうした岐阜県の魅力を、これからも大切に守りつつ、観光活用することで、世界から”選ばれる旅先”を目指します。

2020年に白川村、2021年に長良川流域、2022年に下呂市・下呂温泉が、「世界の持続可能な観光地100選」に選ばれました。2020年は世界の101地域、2021年は世界の99地域、2022年は世界の102地域が選定されており、国内ではこれまでに、北海道ニセコ町、京都市、岩手県釜石市などが選ばれています。

長良川流域が「持続可能な観光地100選」に選ばれた理由と流域の魅力

長良川は都市部を流れる川でありながら、流域の人々の暮らしの中で清流が保たれ、その清流が鮎をはじめとする生物、自然、伝統文化、食を育んできました。
川とともに生きる人々の知恵と努力が清流を保全し、そして産業や観光へ発展させるという点が評価されました。

① 流域の人々が紡いできた日本随一の鮎文化

清流・長良川の恵みを象徴するのが、透き通った川底の石のそばに住まう鮎たちです。
2015年に世界農業遺産に認定された「清流長良川の鮎」。鮎だけではなく、長良川の水の美しさや生態系、水を育む源流域の森林、さらに流域に住まい、生業を営み、文化を築いてきた人々の暮らしすべてを含めて認定されています。

② 川に親しむ暮らし

町中に張り巡らされた水路と独自の水利用法が根付く「水の町」郡上八幡。水運を背景に栄えた美濃市のうだつの上がる町並みや岐阜市の川原町など、長良川流域には川と密接に結びついて発展した町並みが残ります。
多様な魚食の文化や口当たりの柔らかな地酒など、豊かな食文化も魅力。
上流から中流まで、町のすぐ横を流れる川にはプロの漁師だけでなく、遊魚者や水遊びの子供まで、今でもたくさんの人の姿が見られます。

③ 守り伝える伝統技術

川の水のように、隣り合う町の文化もつながっています。
上流の山里では清涼な水から和紙が生まれ、中流のまちでは船で運ばれた和紙や竹、木から和傘や提灯が作られました。美しい水は刃物を鍛え、染物をするのにも役立ちました。
流域には、川が紡いだ職人の技が脈々と受け継がれています。

サステイナブル・ツーリズム(持続可能な観光)とは

旅先の地域文化や環境の保全を十分に考慮した観光のこと。
観光客の満足だけでなく、そこに暮らす人々の生活も豊かにする旅のことです。

世界の持続可能な観光地100選(TOP100選)とは

サステイナブル・ツーリズムの国際認証機関である「Green Destinations」が毎年開催している国際的な表彰制度で「TOP100選」は6段階中の最初のステップにあたります。