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堂々はためく色の数々。
人気写真家 アーウィン・ウォン（Irwin Wong）氏が見た、
のぼり旗職人の世界

日本の職人を撮ることをライフワークとし、たびたび岐阜を訪れている、アーウィン・ウォンさん。
これまで、長良川鵜飼の鵜匠や、岐阜和傘の張り師、郡上の下駄職人、郡上本染職人、美濃手漉き和紙職人、関の刀匠、岐阜舞妓などの写真をご紹介しました。

香港出身のアーウィンさん。彼の写真は陰影が印象的で、力強い世界観をもっています。
今回ご紹介するのは、岐阜市ののぼり旗職人を撮影した作品です。

今回アーウィンさんが出会ったのは、岐阜県岐阜市の忠節橋近くにある
株式会社吉田旗店の職人の方々です。

明治5年創業の老舗「吉田旗店」では全国の相撲場所を彩る相撲幟の６割を
「美濃筒引き本染め」という技法で1本1本手作りしています。

創業140年の老舗五代目　手書きにこだわる吉田稔さんの手書きの技がこちら。

筒引きの技法を使った糊置き。

刷毛で一色ずつ色を入れていく染色。

長良川の水で仕上げられます。

 

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