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長良川二十四節気

写真家アーウィン・ウォンが撮る、岐阜舞妓

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ひたむきな精神力の強さを写し出す。
人気写真家 アーウィン・ウォン(Irwin Wong)氏が見た、
日本の伝統美、舞妓の世界

日本の職人を撮ることをライフワークとしている、アーウィン・ウォンさん。
これまで、長良川鵜飼の鵜匠や、岐阜和傘の張り師郡上の下駄職人郡上本染職人美濃手漉き和紙職人関の刀匠の写真をご紹介しました。

香港出身のアーウィンさんの写真は、独自の色彩感覚で力強い世界観を放っています。
多くの職人を映し出してきたアーウィンさん。岐阜を訪れ、こんな被写体もとらえています。

今回ご紹介するのは、岐阜市の舞妓を撮影した作品です。

修行の日々から生み出される、岐阜のおもてなし文化

長良川中流の岐阜県岐阜市には、江戸時代から伝わる花街文化があります。
美しい舞やおもてなしで宴席を彩るのに欠かせないのが、芸舞妓です。

今回アーウィンさんが出会ったのは、
芸舞妓連 鳳川伎連(ほうせんぎれん)の舞妓、喜久豆(きくまめ)さん。

岐阜の花街文化には、
「船遊び」と呼ばれる、伝統の鵜飼と岐阜の花街文化とが融合した遊宴文化が息づいています。
ぎふ長良川鵜飼と岐阜城を眺めながら、川船の上でお酒とともに味わうおもてなしのひととき。

喜久豆さんは「豆ちゃん」の愛称で親しまれ、デビュー2年目にして堂々たる立ち居振る舞い。
それもそのはず。船遊びやお座敷の合間には、
踊りやお茶のお稽古事、お化粧に日本髪の手入れなどなど、生活そのものが修行という芸舞妓の世界で過ごしています。

鏡に映り込む自分の姿を、まっすぐに見つめる真剣なまなざし。
お座敷に上がった瞬間の、華やかな表情や気品のある身のこなし。

アーウィンさんの写真からは、
日本の伝統文化にひたむきに挑む「精神力の強さ」の様なものを感じ取ることができます。

 

<写真家アーウィン・ウォン(Irwin Wong) 人物紹介>
香港生まれ、オーストラリア育ちで、現在は東京を拠点に活躍。
アエラ、フォーブス、ワシントンポストなど、世界20か国以上の雑誌で活躍する写真家。
俳優や建築家、あらゆる業界の大物を写真におさめています。
光を強く意識して人物を撮影することに定評のある彼が、ライフワークとして撮っているのが「日本の職人」シリーズ。
鵜匠を日本のアルチザン(職人)として撮影するため、岐阜を何度も訪れています。
型にはまらない独自の世界観と色彩感覚が魅力。口数は少ないが笑顔がチャーミング。

アーウィン・ウォン  / Irwin Wong
公式サイト
Instagram

 

2017-11-07

長良川二十四節気枠フッター
野村 ひとみ
ORGAN情報発信担当・ライター。 福岡育ち東京暮らし8年を経て、ダンナさんの地元岐阜に移り住み早5年。昆虫大好きな息子とレコードオタクでカメラマンのダンナさんと共に、自然の豊かさ、長良川の奥深い魅力、採れたて野菜の美味しさに日々感動しつつ、岐阜ライフを楽しんでいます。