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紙の張りのうつくしさ。
人気写真家 アーウィン・ウォン(Irwin Wong)氏が見た、
岐阜提灯職人の世界

日本の職人を撮ることをライフワークとし、たびたび岐阜を訪れている、アーウィン・ウォンさん。
これまで、長良川鵜飼の鵜匠や、岐阜和傘の張り師郡上の下駄職人郡上本染職人美濃手漉き和紙職人関の刀匠岐阜舞妓などの写真をご紹介しました。

香港出身のアーウィンさん。彼の写真は陰影が印象的で、力強い世界観をもっています。
今回ご紹介するのは、岐阜市の提灯職人を撮影した作品です。

今回アーウィンさんが出会ったのは、岐阜県岐阜市にある
株式会社オゼキの美しい岐阜提灯が並ぶ光景と、岐阜提灯職人の方々です。

irwin-wong-AKARI

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なかでも、世界的な彫刻家、イサムノグチ氏がデザインし“AKARI”と名づけられた照明の彫刻は、60年以上の時を超えて愛されています。
日本の伝統工芸の美意識を、モダンに昇華させたフォルムは、色あせない魅力を持っています。

irwin-wong-AKARI

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まるで何か不思議な生命体にも思えてくるのは、灯りがあたたかい命を連想させるからでしょうか。

irwin-wong-AKARI

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こうした提灯は、昔ながらの伝統の技でつくられています。
ピンと張ったり、あえてしわを残したりと、商品によって手作業ならではの感覚が活かされます。

熟練の職人によって、工程が分業されています。

 

<写真家アーウィン・ウォン(Irwin Wong) 人物紹介>
香港生まれ、オーストラリア育ちで、現在は東京を拠点に活躍。
アエラ、フォーブス、ワシントンポストなど、世界20か国以上の雑誌で活躍する写真家。
俳優や建築家、あらゆる業界の大物を写真におさめています。
光を強く意識して人物を撮影することに定評のある彼が、ライフワークとして撮っているのが「日本の職人」シリーズ。
鵜匠を日本のアルチザン(職人)として撮影するため、岐阜を何度も訪れています。
型にはまらない独自の世界観と色彩感覚が魅力。口数は少ないが笑顔がチャーミング。

アーウィン・ウォン  / Irwin Wong
公式サイト
Instagram

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