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今日の惚れぼれ

サイズは小さいけれど本格的!
マッチ箱サイズのカードゲーム『うかい』

ピクニックや旅行、ランチタイムにも気軽に持っていけるポケットサイズのボードゲーム。テーマは岐阜の「うかい」です。3人中2人が岐阜出身のゲーム作家ユニットが贈る、かわいいデザインのボードゲーム。実は結構プレイヤーの性格がでちゃいます!

カードゲーム『うかい』をみんなで遊んでみました

岐阜で「うかい」と言えば、長良川鵜飼。
今年もいよいよ5月11日より始まります。
1300年もの歴史があり、全国で唯一皇室御用の鵜飼です。

実は、長良川デパート湊町店のすぐ目の前で、そんな由緒正しき鵜飼が毎夜行われているんです。
その長良川鵜飼をモチーフにしているこのカードゲーム
しかもこのマッチ箱のようなサイズ感とレトロなパッケージがなんともかわいい!
鵜飼グッズには目がない私たち。
興奮しないわけがありません……!

早速、事務所のスタッフ4名で遊んでみました。

ルールは簡単。
「鮎をたくさん獲れたひとが勝ち」

プレイヤーは鵜匠となって、かがり火がすべて消える前に鮎をたくさん集めながら、川の向こうのゴールを目指します。

まずカードを5列に並べていきます。
これは、長良川を表しているんですねー!
付属している木の棒(まさしくマッチ棒みたい)を鵜匠に見立てて、順番に前方左右の好きな方向に1コマずつ進めます。
進んだ場所のカードが自分のものになります。
何のカードが出るか?!
ここで鮎を奪ったり奪われたり、バトルが繰り広げられます。

単純そうに見えますが、意外と展開が読めなくてドキドキ……!

結局私は、到着も一番最後で、頼みの綱の「5尾の鮎カード」も奪われ、一番弱かったです……。

ところどころにおもしろポイントがあるんです。
まずは、川の模様の上にキラリと光るマークが入っているカードと入っていないカードとあるのですが、これに惑わされます。
キラリマークが入っているカードは「いいカード」かと思いきや……これは人間の心理を突いたひっかけというやつなのでしょうか。
もちろん「いいカード」もありますが、冷静に考えれば、表に「いいカード」だということが表示されていたら面白くないわけですが。
このキラリマーク、もしかして水面に写りこむかがり火でしょうか。粋なデザインに感心します。

あとはなんといっても「鵜匠コマ」ですね!
セットにはなっていないのですが、ダウンロードして印刷すればどなたでも使えます。
これが芸が細かくて、長良川鵜飼の鵜匠6名が揃っており、それぞれ特徴も掴んでいます。
一番わかりやすいのは、おひげの鵜匠、山下哲司さんでしょうか。
小さいのに細部まで本当によくできています。
やはり鵜匠コマを使ったほうが、「私、哲司鵜匠!」「代表の雅彦鵜匠がいい!」とか言って盛り上がりますし臨場感あふれてきますので、ぜひ活用して遊んでみてください。
(長良川デパートでは、「うかい」の購入特典として、印刷した鵜匠コマをお渡ししています)

レトロかわいいゲームをデザインしたのは、女の子3人組のユニット。

このカードゲームを作ったのは、demi、kuma、samyの3名からなるデザインユニット
decmee(デクミー)』です。

メンバーの故郷である岐阜・吉祥寺をメインテーマとし、様々な地域の魅力が伝わるようなゲーム、謎解き、ZINE、雑貨などを制作・発表されています。
メンバーの2名が岐阜出身と聞き、納得です!岐阜愛を感じます。

気になる制作秘話をdecmeeのdemiさんにインタビューしてみました。

◆「うかい」を作ろうと思ったキッカケは?

─── もともとアナログゲーム制作に興味があり、「ご当地をモチーフにしたアナログゲームはあまり見かけないし、可愛いものがあったら欲しいな」という思いから、岐阜の代表的な伝統行事である鵜飼をテーマに制作することを決めました。

◆サイズのこだわりはあったのでしょうか?

─── ありました!
アナログゲームはどれも大きなものが多く、保存するにもかさばるし持ち運ぶのも大変だし…と常々感じており「てのひらに全部収まるくらいコンパクトなものがあったら絶対可愛い!!」という思いがありました。
デザイン自体もレトロな雰囲気を求めていたので、方向性を決める時に見つけたマッチ箱のデザインに惹かれ、こんな感じのゲームにしたいと思いこの箱のサイズで制作を決めました。

◆こだわりどころはどこですか?

─── 鵜飼を知っている人も知らない人も誰もが楽しめるようなゲームになるよう心がけました。
3人揃って実際に鵜飼を見に行き、面白かったところや興味をもったところを取り入れています。
「踊り船」のカード、赤いマッチ棒をかがり火、黒いマッチ棒を鵜匠に見立てるアイデア等、実際の鵜飼を知っている人がピンと来るような要素を追加し、また「鵜が元気」などの思わずクスッとしてしまうような可愛いカードを盛り込み、鵜飼を知らない人にも楽しめる工夫をしています。
是非実際の鵜飼と併せてゲーム「うかい」も楽しんでいただきたいです。

半年ほどかけて週末に3名全員で集まり、サンプルを作りながら話し合い、ゲームの内容やデザイン等を決められたそうです。
まさしく3名のチームプレイで完成したゲームなのですね。

行楽シーズンにもピッタリの、かわいいゲーム

長良川鵜飼を見たことがある人は、カードの内容や鵜匠コマにそうそう!これこれ!と、思わず共感してしまうネタが仕込まれていて、愛着が湧いちゃうゲームでした。
鵜飼を見る前と見た後では、ゲームの楽しみ方や感じ方も違ってくると思うので、まだ鵜飼を見たことがない方は、二度楽しめますね!
やはり一番の魅力は、このサイズ感。
旅のお供にもぴったりです。
鵜飼観覧船の上で、鵜飼が始まる前の宴の時間でもできちゃいますね。
お花見やバーベキューなど屋外でも、みんなで楽しめます。

ぜひポッケトに忍ばせて、いつでもどこでも長良川鵜飼に思いを馳せながら遊んでみてほしいです。

  • ◆プレイ人数:2名~4名(推奨プレイ人数:3人)
  • ◆プレイ時間:20分程度
  • ◆カードゲーム「うかい」のなかみ
    • ・カード 全30枚
    • ・鵜匠マッチ 4本
    • ・かがり火マッチ 8本
    • ・説明書「うかいのあそびかた」

 

─── 清明「春、新しい友達と遊ぼう!」特集号 ───

2018-04-05

今日の惚れぼれ枠フッター
河口 郁美

長良川デパート湊町店店長・ORGANキモノ着付師
岐阜に移住して6年目。独自の自然、文化に魅了され続けています。

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